○松浦市長 12月7日に招集します12月議会の議案につきまして、説明をさせていただきます。
議第130号は、指定管理者制度が導入をされるということで、管理委託制度が廃止されたことに伴い関係条例を整理するというものです。
議第131号、これも指定管理者制度導入に伴い、関係条例を整備していくというものです。
議第132号から134号にかけましても、指定管理者制度導入に伴う条例の制定です。これも管理委託されているものを指定管理者制度に切りかえるものです。
議第135号は職員の退職手当に関する条例の特例に関する条例の制定で、定年前の退職を勧奨するために早期退職優遇制度を導入するものです。対象職員というのは50歳から59歳で、加算措置としては50歳から54歳が30%、55歳が25%、56歳が20%、57歳が16%、58歳が14%、そして59歳で10%の加算をするというものです。今年度から19年度末までの3カ年間にわたってこうした特例措置を行うものです。
議第136号は、納骨堂の位置の変更に伴う条例改正です。
議第137号は、これは形式的なものです。
議第138号は、山林火災等が多発をしているということで、山林等で市長が指定しました区域での喫煙の制限を規定するものです。
議第139号は、スティックビルを今度、松江市の市民活動センターに衣がえをしていくということで、これに伴う条例の制定です。センターの運営を直営としますけれども、この一つのポイントは、市民活動団体等に登録制度を導入いたしまして、その登録を受けた市民活動団体がここを利用する、あるいは共同でいろいろ連絡調整を図っていくというものです。
議第140号は松江市の公園墓地条例で、17年度に新規に築造しました184区画につきまして永代使用料を定めるなどの改正です。
議第141号は、本庄の児童クラブを新たに設置することに伴う条例改正です。
議第142号は、揖屋干拓地につきまして、地盤沈下の防止条例を制定するということを条件に、県の方で排水機場の管理を行っていただくための条例の制定です。
議第143号は、一般廃棄物処理施設、新ごみ処理施設を建設するにつきまして、環境影響評価を行わなければいけないということで、これにつきましては国あるいは県、市、それぞれ環境影響評価を行うわけですが、ダブる面がありますので、市が行う環境影響評価の手続について、そのダブるものについては一定の国なり、あるいは県の手続をすることによって、市の手続は同時に経たものとみなすという規定です。
議第144号は、西の原第2アパート、それから宍道町佐々布の荻田団地に第2住宅の新築住宅を供用開始するための改正です。
議第145号は、形式的な改正です。
議第146号は、住居表示を実施するものです。
議第147号は、松江市の防災センターの整備に伴い、防災情報システムとしての映像機器等の取得をするものです。
議第148号は財産取得で、保健医療福祉ゾーンの用地造成が完了しましたので、これに関連した用地を開発公社の方から取得をするというものです。
議第149号は、美保関の小学校の統合に伴い、スクールバス4台を取得するものです。
議第150号、151号は、市道路線の廃止、認定です。
議第152号以下61議案がありますが、これは指定管理者の指定を行うもので、全部で90施設が対象になっています。これは議第212号まで続いています。
議第213号以下は一般会計の予算関係ですので、これは後ほど御説明します。
それから、報告事項ですが、40号までいずれも専決処分で、契約金額の増額です。
41号は、市営住宅の入居者に対しての明け渡し請求をするための訴え提起です。
42号から45号までは、自動車事故に伴う損害賠償です。
46号は、松江駅前の地下駐車場内での事故がありまして、このコンクリート成分が車両に付着をしたということに伴う損害賠償です。
今回出します予算について説明しますが、全部で18件あります。一般会計がそのうち1件、特別会計12件、公営企業が5件という内訳です。
主な内容ですが、アスベスト対策での73施設に対しましての調査対策費。
地方鉄道の整備促進対策事業は、負担割合。今までは松江市ほか平田とか大社町、出雲市があったわけですが、今回、松江市と出雲市が対象団体になったということに伴って、新たな負担割合を両市で確定を、それに基づく経費の計上です。
それから、人事交流、減債基金の積立金、繰越金全額を減債基金に積み立てるというものです。
生活保護費2億8,000万を計上していますが、生活保護の世帯並びにその支給額というのが非常に増えてきていることに伴う補正です。
地域介護・福祉空間等整備事業費、難しい名前が書いてありますが、既存の集会所等を介護予防施設として改修をするということで、国の10分の10の補助制度です。5地区の集会施設の整備、主にバリアフリーを行っていくというものです。
あとは犬夜叉の松江探訪ツアーというのが、これはJRが主催で行うものですが、これに対しての負担を松江市として計上したものです。参加見込み者が1万3,000人と予定しています。3年前でしたか、名探偵コナンというのを同じような探訪ツアーというのでやりまして、それを今回、犬夜叉というのを題材にしてやるというものです。
出雲玉造アートフェスティバルは、昨年、大変好評でしたので、今年もこれを行うというものです。
松平直政公の銅像の再建事業は、現在、県庁の前庭を一つの候補地として、松平直政公の銅像の再建を計画しています。そのために景観の検証等の基本設計の経費を上げています。
それから、堀川遊覧の護岸にいての整備、植栽です。
文化財保護振興費というは御承知だと思いますが、小学校6年生の社会科の教科書で本市が紹介をされているということで、これをボランティア団体がDVDをつくりまして全国にこれを配付をして松江をPRしていこうという事業を考えておられますので、それに対します補助です。
市営体育施設の維持管理費ですが、これまでメッセの敷地だとか、今使っていませんが県立プールの用地、新しくできました県立のプールの用地だとか、北高の用地、一中の用地、こういったものが、まだそれぞれ交換事業というのがきちっとできていませんので、この際、県と市との間でこれを交換していこうということにしています。そのために、ここに計上していますのは新しくできました総合運動公園内の県立プールの用地について測量を行っていくものです。
それから、債務負担行為の補正というのがありますが、この中で主なものはいわゆる指定管理者制度に伴い、平成18年度から21年度まで契約をするための債務負担行為を設定をするというものです。
特別会計は、人件費関係の補正等々が主なものです。
公営企業会計の補正予算。この中でガス局の資本的収支の中で、向島の施設ですが、これを解体撤去していく、そのために繰り上げ償還をこの際行っていくというものです。
病院事業会計は、その中で病院移転に伴う旧施設の除却等々がここに盛られています。
私の方からは、大変駆け足でしたけれども、以上です。
○記者 補正で一畑の負担割合のことなんですけども、松江市と出雲市とで35対65という、不平等とは言わないですけど、かなり差があるんですが、これは合併で、もともとの大社とか平田とかの分を合算すると、この割合になるという考え方でいいんでしょうか。
○松浦市長 合算をすると、もっと出雲市の割合が高くなるんです。8対2なんですけれども、出雲市さんの方から、この際、ゼロベースで負担割合を決めてほしいというふうな申し出もありまして、関係者いろいろ協議をしました結果、そういった割合に落ちついたということです。
○記者 これは、線路の延長で計算したりとか、どういう算定の根拠になるわけですか。
○(事務局) 線路の総延長だと7対3、3が松江市です。乗降客ですと松江が4、出雲地区が6というようなこと、それから大きな原因として、考慮事項として、旧平田市が3カ所からの結節点の中心にあったので、補助金の5割をお持ちになっていたという過去の経緯があるので、そこのところを少し軽減をしてあげなければいけないのではないかというようなことの配慮事項をした結果、65対35ということです。
○記者 これはもう毎年、この割合でいくということなんですか。それとも見直す必要があるんですか。
○(事務局) いえ、出雲市と松江市の関係は当分こういった形でいくと思います。補助の内容そのものについては、現在、県が中心となってつくっている沿対協の中で協議をしていますから、いずれこれはまた案が別途出てくると思います。しかし、出雲と松江の関係は当分これでいくということです。
○記者 もう決着はついているんですか。
○松浦市長 はい。決着したから予算計上したということです。
○記者 ティファニー美術館問題についてお伺いしたいんですが、運営会社から撤退の申し入れが入っているかと思うんですが、市として今後どういうふうに対応していかれるのか、お願いします。
○松浦市長 今まで、平成13年ですか、オープンをいたしまして、一緒になっていろんなPRをしてきたり、あるいは施設の改善なり、そういったこともやってまいりました。そういうことで、そこの収容といいますか、観光客の数がなかなか伸び悩んでいるということは事実でありますけども、我々も一生懸命になって観光客の誘致ということに努めてまいったところですので、こうした形で突然、一片の書類を送りつけられて撤退ですと、こういうふうに言われるということについては、正直びっくりしているところであります。また、そういうやり方をされたということに対しては大変残念な思いをしておりますけれども、ただ、一方において、これは中身を読んでみますと、かなりの部分が今、裁判で損害賠償の請求をされておりますけれども、それにかかわる部分が非常に多いものですから、今後の対応につきましてはかなり慎重にこれは考えていく必要があるだろうというふうに思っております。したがって、議会はもちろんですが、今までずっと応援をしていただいている経済界、あるいは弁護士さん、こういった方々ともよく御相談して対応を決めていきたいと思っています。
○記者 それで、申入書によると、一応12月15日という期限をつけて、条件等があれば回答してほしいということになっているんですが、この期限までに何らかのアクションというか、回答をされるお考えはあるんでしょうか。
○松浦市長 向こうの一方的な期日ですので、それを必ず遵守しなければいけないという義務は我々にはないわけですけれども、そういう申し出でありますので、何らかの返事はしていかなければいけないだろうと。しかし、それで終わりということではないと思います。先ほど言いましたように、対応につきましては関係者ともよく協議していかなければいけませんので、その後も検討していかなければいけない事項がたくさんあると思っています。
○記者 申入書の中の論点の一つに、3億円の立地奨励金の返還の有無というのがあるかと思うんですが、これについての市としての御見解をお願いします。
○松浦市長 まだそれも裁判等々に影響する話ですので、ここではコメントは差し控えさせていただきたいと思っています。
○記者 それと、現段階でなんですけれども、そもそも運営会社に対して撤退を慰留する考えというのがあるのか、あるいはもう全然そういう慰留ということは考えてないのか、その辺はいかがでしょうか。
○松浦市長 正直、やはり撤退ということについては、我々も考えていなかった話ですので、正直非常に残念だと思っております。ただ、今の御質問につきましても、これは今の係争中の話と非常にかかわる話ですので、先ほど申し上げましたように、コメントは差し控えさせていただきたいと思っています。
○記者 あと、最終的にこの問題がどういうふうに進展するかはともかくとして、こういった事態が起きてること自体が、今の松江の観光イメージにとって決していい影響はないのかなと考えるんですが、その辺の影響について、観光政策への影響についてお考えをお願いします。
○松浦市長 観光にどれだけの影響が出てくるか、それは観光客の数だとか、そういったことにはもちろん、年間15〜6万の誘客がありますので、当然の影響があるだろうということは思っています。ただ、我々もあそこで書かれているような一方的な話ではないということは当然のことですし、今までもPRなり、そうしたことを一生懸命になってやってきたという思いは持っています。
○記者 今回の案件は、市民にとっても関心高いことかと思うんですけれども、11月15日付の申し入れ以降、話を積極的かどうかわかりませんが、一応伏せていたという、このあたりの理由についてお聞かせいただけますか。
○松浦市長 いや、伏せていたつもりは全然ないのですけど。
○記者 ただ、しかるべきタイミングで市としてもこういう申し入れがあったというふうにオープンにして、市民と一緒になって考えていくというか、議論していく必要もあったのかなというふうには思うんですが、いかがでしょう。
○松浦市長 それはちょっと、私はそういうふうには思ってなかったんですよね。今までもこういうふうなことというのは何回もありましたし、私は撤退という話がああいう形で行われていますので、当然マスコミなり、そういったものについて、先方の方で資料提供なり、そういったことは行われているのではないかなとは思っていたんですが、こちらの方から積極的にこういうものが来ましたというふうなことを資料提供するというつもりは今までもありませんでした。これはもちろん我々の立場で検討していかなければいけないことだと思いますし、また、裁判とも非常にかかわっている話ですので、慎重に対応していかなければいけないと思っています。
○記者 撤退となった場合のことなんですけども、イングリッシュガーデンのみでの運営というのはあるんでしょうか。
○松浦市長 そんな仮定の話はお答えできません。
○記者 書面を見ると、もう撤退というのを明確にして市の方に伝えていると思うんですが、撤退の可能性が高いですよね。仮定というよりも、ほぼ決定的じゃないかなというふうに思うんですが。
○松浦市長 それはあなたがそういうふうにお考えになっているということだと思いますけどもね。
今、裁判にもなっていますし、通常のやり方というのは当然、撤退の話し合いなり、そうしたことが先行して行われるべきだろうというふうに、私は思っています。
○記者 松平直政公の銅像再建事業について、お聞きしたいんですけど、これは私もあんまり経過を知らないんですが、ずっと前に宍道湖大橋の南詰に建てるというような話もあったと思うんですけども、今の時期に基金を3月ぐらいに積まれていたのですか。
○松浦市長 いいえ。
○記者 違うんですか。この今の時期にこれが出てくるというのは何か理由があるのかということと、あと、これは前々から松江市の方で計画されていた事業なのかどうかということと、これがこの間、中期財政見通しで緊急度とか優先度に応じて事業を見直されていると思うんですが、これがなぜ必要かということがちょっとよくわからないので、その説明をお願いします。
○松浦市長 これはかなり古い歴史がありまして、もちろん御存じだと思いますけども、戦前、松平直政公の銅像がお城の天守閣の横に建っていたわけです。それが戦時中の供出をさせられて、台座だけがずっと残っていたという状況がしばらく続いたんです。この台座も、保管はしてありますが撤去されたということです。その後、葵ライオンズというところが、これは、葵ライオンズというのは、松平とか、あるいは徳川に関係のある地域でつくられてるライオンズなんですが、そこが全国的な寄附を集められまして、そのうちの一部だと思いますが、それを直政公の銅像の再建に向けて、松江の葵ライオンズに多分寄附をされたと思うんですね。それが、ぜひ松江市で、この銅像を建ててほしいということで松江市に寄附が最終的に来たわけです。それで、基金を持ちまして、そして再建のための検討委員会というのをつくったんですね。昭和40年代の初めごろですね。それで、ただ、なかなか結論が出なくてずっと今まで来ていました。候補地として今おっしゃったような、白潟公園が整備がされるということに伴って、あそこでもいいんではないかと、こういう話もあったやに聞いていますが、その後、またなかなか候補地が決まらない等々があって、ずっと今まで来てたんです。今年、去年だったかな、ちょっと時期は忘れましたけれども、葵ライオンズの方からぜひ建ててほしいと要望書というのが出まして、それで、今、基金の額が3,000万円くらいになっているんですけども、それで足らない分については自分たちが寄附を集めてやっていくという、非常に前向きな申し入れがありましたので、我々はそれであれば、場所等について検討していきましょうと、こういう話で、いろんなところを検討してみました。それで、文化庁の方へ行って、また再びお城のところでやらせてほしいという話もしたんですけれども、文化庁の方は、台座を取り外すについては補助金を出してわざわざ台座を撤去したというような経緯もあったりして、お城の中はだめだと、こういう話になりました。それで、じゃあどこがいいだろうかというふうな話をしていましたときに、候補地として県庁のあの前庭が出てきたということで、県の方にもいろいろこれまで折衝をしてきまして、基本的に候補地として了解という御返事をいただいています。
ただ、あの前庭も日本庭園になっているもんですから、そうすると、そこをいじっていかなきゃいけない。それから台座と銅像を合わせますと、どのぐらいかな、今の岸清一さんの銅像くらいの高さになるということになると、ちょっと景観だとか、そういう問題もあるので、一回どういう景色になるのか、そういうことも含めて検討をしなければいけないというのが県の方のお考えでございます。それでは、それの資料をつくるための経費を、計上しましょうということで、今日を迎えているということです。
○記者 再建検討委員会は市が設置されるということですか。
○松浦市長 はい。ずっと中断していましたので。
○記者 それはいつぐらいかというのはわかるんですか。
○(事務局) つい最近は、今月に入りましてから開催をしています。今回のその場所の件をお諮りいただいたところでして、場所の件については了解を得たということになっております。
○記者 美術館について、もう1点だけお願いします。
運営会社の堀内社長に面会を申し入れて、直接会って再考を促すというか、求めていく、そういうお考えはございませんか。
○松浦市長 それらも含めて対応の仕方を、これは議会なり、あるいは経済界の方とも早急に詰めていきたいと思っております。
○記者 直接会う可能性もあるということですかね。
○松浦市長 はい。
○記者 古代文化研究センターについてなんですけども、きょう、知事が定例会見で正式に凍結を表明されたんですが、これについてはどうお考えですか。
○松浦市長 古代研についても、経緯は十分御承知だと思いますけれども、ああいう形で2カ所にそれぞれつくるということが県の方で、平成13年でしたかね、出されまして、我々もそれに期待をしていたんです。2年ほど前ですけれども、歴博はあっちの方でつくるんだけれども、この古代研については、財政再建期間が終わる18年まで待ってほしいという話がありました。ただ、資料館についてはほっておけないので、17年には除却をして、新しいものをそれから建てるべく検討していくんだと。そのときに地総債を使うという話がありましたので、地総債のぎりぎりの年が18年だったと思うんですけど、そういうようなこともあって、財政再建明けだと副知事の方から聞いていました。必ずこれは約束を守るという話で我々も了解したところだったんですけれども、この間、副知事が再度来られまして、前に約束したものについて、また例の地財ショック等もあって財政再建期間が平成18年まで延びたんで、再延期をさせてほしいと、19年以降ということでやらせてほしいという話がありました。その間は、古代研については県庁の横にある博物館を場所として使いたいということと、風土記の丘の資料館については老朽化が激しいので、これは補修をさせていただくというふうなお話でした。
私としては、とにかくこれは県と約束した話なので、これが再延期をされるということは大変遺憾なことでもあるし、約束事でもあるし、それが再延期されるということについては大変残念だという話をしたわけです。ただ、その際、とにかく古代研をこの松江においてつくると、風土記の丘でつくるということをきちっと堅持をしてほしいということも副知事にはお願いをいたしたところでございます。歴博というのは、ある意味では研究の成果を一般の人たちに見てもらうというものなんですけれども、古代研というのは、いわばその頭脳のようなものになりますので、ぜひともこれは約束どおり松江の中につくっていただきたいということです。知事がよくおっしゃっているように、大庭の地は島根県のレーゾンデートルだと、古代文化の中心地ですのでね、そういうことをおっしゃっています。ですから、必ずこの約束は守っていただけるものだと、守ってほしいというふうに思っていますし、それと同時に、今あそこには国庁跡だとか、それから国分寺跡だとか、いろいろな古代の中心地であった遺跡があるわけですので、既にそれの整備計画というのはでき上がっていますから、これについてもあわせて、ぜひ計画的に整備をしてもらいたいと思っています。
○記者 事実上容認されたということですか、今回の表明に対して。
○松浦市長 そういうことですね。ですから、必ずあの風土記の丘でつくってほしいということを条件にということですね。
○記者 中期財政見通しについてお聞きしたいんですが、いろんな事業が先送りされたものもあるんですけれども、それは緊急度とか優先度とか必要性に応じて精査されたということなんですが、残ったものと先送りされてないもののその辺の明確な基準というのがちょっとよくわかりにくいというのがありまして、財政運営をするに当たって、一番負担を求められたり影響をこうむるというのはやっぱり住民の皆さんであって、合併直後ということもあって、皆さんいろいろ不安を抱えてらっしゃるということ、市長もそういうふうに常々おっしゃっているんですが、そういった意味で、その辺のもう一度明確な根拠というか、ボーダーラインというか、それをもう一度お話しいただきたいのと、それと、住民に対してやっぱり説明責任というのはきっちり果たさないかんと思うんですが、何かこの方針を広報なりマスコミを通じて伝える以外に、説明会を開くなりして伝えられるというふうなお考えがあるかどうかお聞かせください。
○松浦市長 私は毎回言っていますように、合併協議会で協議した内容については、これは合併の条件ですからね、これは誠実に履行していかなきゃいけないと思っています。しかし、まさに緊急度とか、あるいは例えば同じような施設を、合併前のそれぞれの町村の立場で要望されたというようなことがあるわけですが、合併をしてみると、例えばもう少し広域的な利用の仕方というのがあるんじゃないかとか、そういう観点で検討を要するものもあるわけですね。そういったものにつきましては、現在、検討委員会をつくったり、どういうふうにしていくかというような検討をしていただいているわけですが、基本的には、優先とかなんとかと言うと、何かあとはやらないように聞こえますが、そうじゃなくて、基本的にはやっていくんだけれども、例えば前期の5年間でやるものと、それから後の5年間でやっていくものという形に優先度、緊急度などで、分けさせていただいたということです。細かい何か基準をここで説明するというのは、なかなか非常に難しいと思いますけど。
それから、住民への説明ということは今考えておりません。これは議会に対しまして既に説明をさせていただいておりますので、そういう形で市民の皆さん方にも御理解をいただけるんではないかと思っております。
○記者 それと、三位一体の改革がきょう決着がつきそうなんですが、生活保護は見送りになって、ほかの児童扶養手当とか児童手当の補助率の引き下げというようなことと、義務教の引き下げなんかで決着をするようなんですけれども、国と地方が痛み分けをしたような格好で、数字合わせに終始したような感じも見受けられるんですけども、それと、また地方の中でも意思統一が図れなくて、今後、第2期改革とか地方交付税の改革がこれからの焦点になると思うんですけど、それに対して戦略を見直さなくちゃいけないような事態もあると思うんですが、今回の決着についての感想と、今後、これから交付税の改革と第2期改革へ向けた課題なりをちょっとお話しいただけないでしょうか。
○松浦市長 全容がまだはっきりしていませんので、こうだということを断定的に言うのはちょっと差し控えさせてもらいたいと思っていますが、ただ、我々が、これはもう事業の返上なり、そういったことまで覚悟して取り組んだ生活保護については、これはやはり国として理解をしていただいたという点では、これは我々の運動の成果だと思っています。
ただ、義務教について、ああいう形で3分の1というような決着、しかも第2期でやろうとしていた小学校まで取り込んで8,500というのをやられるということについては、ちょっとまさにおっしゃるように数字合わせというような観点がありますので、基本的なところで我々の十分な理解がされなかったということは本当に残念だというふうに思っています。
それから、施設関係も、これはちょっと詳しい内容はまだ聞いてないのでよくわかりませんが、大変財務省等の、あるいは各省の非常に大きな抵抗があったものですけれども、それが一定認められてるということについても、これは非常に大きな成果だったと思っています。
やはりこれからの取り組みというのは、もう一回体制を立て直さないといけないと思うんですね。おっしゃるように3兆円というものがあったにしても、中身は、ある意味では地方への負担転嫁であったり、そういうふうなことで、裁量ということが我々にとりましては一番大きなものであったわけですから、そこのところを体制を立て直して、第2期の、これは来年以降ということになりますけれども、第2期分権改革を取り組んでいかなければいけない。原点に返っていかないと、今回の第1期の改革で一番痛切に感じたのは、いわば国の、財政再建ということに利用されたという感もあるわけですので、そうじゃなくて、それは地方の裁量というものをいかに広げていくかということを原点に置いて、もう一度体制を立て直していかなければいけないと思っています。
ですから、そのためには、せっかくできました国と地方の協議の場というのが、これはぜひ法制化をしてもらいたい。我々が国に対して要請しているのは、制度化し、法制化してほしいということを言っていますので、まずはそのあたりから取り組んでいかなければいけないんじゃないかと思います。
○記者 出雲の北山山地で風力発電計画がありますけども、景観について心配する声も地元で上がっていまして、松江市としては出雲側と何か協議をするようなお考えとかはあるんでしょうか。
○松浦市長 出雲側とどういう立場で協議をするかというのは非常に難しいことなので、この点は知事の方には、これは非公式ではあったんですけども、そういう松江側からの景観という問題があるので、ぜひ県の方でその点についての配慮をしてほしいという話もしていました。知事は、最終的には景観審議会にこれをかけるという話ですので、ぜひそこの中で議論してもらいたいと思っているんですが、率直なところ、何というんでしょうかね、どういう姿になるのか、具体的なCGだとかを使って実際にどういうふうに見えるか、それをどういうふうに判断するのかというところが、共通認識を持つということが必要だと思っています。いたずらに感情的に対立をするということではだめなので、そういうところを、ぜひ景観審議会において共通の情報として出していただいて議論をしていく。必要とあらば松江市側からもそれは意見を言わせていただくということになろうかと思います。
○記者 市長御自身としては、もしも風車が幾らか見えて、航空法で定められた明かりがぴかぴか点滅する。そういうのが松江のあの夕日の中に見えるとすると、それは松江の景観にとって損失というふうなお考えでしょうか。
○松浦市長 絶対プラスにはならないですよね。ですから、そこが、どの程度実際に見えるのか見えないのかとか、実際の情景を、やはり今はCGとか、そういう技術がありますから、それで議論をしていかないといけないんじゃないかなと思ってます。
○記者 きょう未明ですけれども、広島の女児殺害事件の容疑者が逮捕されましたが、県内でも事件、事故がふえていて、松江市にも起きないとは限らないということで、市長が市のトップとして考えること、それとあと、事件を受けて市がもう既に対策、これからすることとか、既にしていることなどを聞かせてもらえませんか。
○松浦市長 大変この問題は痛ましい事故だし、決してあってはいけない事故だと私も思います。当然これは松江でも起こらないという保証はないわけですので、これは行政としてどういう取り組みができるかという問題以前に、今でも川津とか、そのほかの公民館単位で夜警のパトロールだとか、そういう見守り事業とかをやっていただいておりますので、そういう地域の常時の監視体制をぜひお願いしていかなければいけないと思っております。基本的には、それは警察なり、そういったところでのきちっとした体制というものをつくってもらう。安全、安心のまちづくりというのはやっていただく必要がありますけれども、そういう常時住民の監視の目が行き届いているんだよという体制を我々としてはつくっていきたいと思っています。
○記者 具体的なものはまだですか。
○(事務局) お尋ねの件ですが、それぞれの公民館に地域安全推進員という方々がいらっしゃいます。それから青少年の育成という立場で、松江市の青少年育成連絡協議会の皆さん、これは有害図書の追放等の環境浄化活動も行っていただいているわけですけれども、ただいま市長が申し上げましたように、それぞれの地区で街頭パトロール活動、見守り活動等を取り組んでいただいておりますし、教育委員会の中にも青少年支援課という課をことしの6月に設置をしまして、そこが集中させましていろんな不審者の情報等が入れば、直ちに全市の公民館なり学校なりへ流していくというような取り組みを行っているところです。
○記者 それは、じゃあ事件が起きた後に、また新たなものを行っているとかというのではなく、今までどおりの活動をするということですか。
○(事務局) それは従来から地域で取り組んでいただいていますので、基本的に今までどおりのスタイルで行ってまいりたいと、こう思っております。
○記者 プルサーマルについてなんですが、県が懇談会を設置して、第1回は先日開かれましたけども、市としてそういった組織を設置して検討していくという考えはおありですか。
○松浦市長 この間、安全対策協議会というのを立ち上げたわけですよね。ああいったところで関係者の皆さん方の御意見を伺うということもありますし、それから、そこへ専門の人たちを呼ぶとか、あるいは県の検討状況といいますか、そうしたものをお聞きするというような形でやっていきたいです。最終的には、これは私のところで、あるいは議会とも相談しながら、最終的には決定をしなければいけないだろうと思っています。
○記者 住民投票とか、特にそこまでは、今のところ考えておられないですか。
○松浦市長 ええ、考えていません。
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