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市報松江 2006.3
 タウンレポート

 今月はカラコロ工房で和菓子作りを体験してきました。今やニューヨークでも話題になっている松江の和菓子、目で楽しみ味でも楽しめる和菓子作りを中尾禎仁レポーターに紹介していただきましょう。

ウグイスのくちばしに悪戦苦闘
ウグイスのくちばしに悪戦苦闘
 松江は、京都、金沢と並んで古くから茶どころとして有名ですがお茶にはつきものの和菓子も広く知られ、松江の文化として市民に受け継がれてきました。
 いつも食べるだけの和菓子を手作り体験できるのは松江の観光地として知られている「カラコロ工房」です。カラコロ工房では2001年から予約制で開催されており、今では観光客をはじめ年間2,000人のお客さんが体験されています。「最近では、アメリカ、中国、韓国、イタリア、アフガニスタンなど外国人の体験者も多くなってきました」と話されたのは、今回和菓子作りの指導をしていただく職人歴47年の青戸邦男さんです。
「あん」をうまく包むのが難しいです
「あん」をうまく包むのが難しいです
 青戸さんは、一昨年松江の和菓子業者が一丸となって、海外に向けて松江の和菓子をPRするため、ニューヨークで開催された展示会に「白鳥」という作品を出展されるなどすばらしい実績を持っておられます。
 この日も市内の小学生が体験に訪れており、青戸さんの指導を熱心に聴いては試行錯誤しながら製作に取り組んでいました。
 子供たちの中には、プロ顔負けの作品もあればユーモアたっぷりの作品もあり和菓子づくり体験を満喫していました。
中尾レポーターの自信作なかなかの腕前?
中尾レポーターの自信作なかなかの腕前?
 さて、私も子どもたちに負けないよう青戸さんの指導を受け、いざ挑戦!創作する和菓子の重要なポイントとして、題材は季節感を先取りするものであることと、色彩感覚に優れていることだそうです。そこで目指す和菓子は「ウグイス」と「紅梅・白梅」。さまざまな小道具を使いながら教えられた通りにやってはみるものの、なかなか難しいものでした。特に「ウグイス」を作るとき練切で小豆あんを包むところや、布を使ってウグイスの型を取る力加減などは素人では難所でした。しかし、そこは青戸さんの指導のおかげで無事完成しました。
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〒690-0887
 松江市殿町43番地
   TEL20-7000 FAX20-7070
 この春には「松江の和菓子」は松江の文化の一つとして、中学校社会科「地理」の教科書に掲載されることになったそうです。
 今回の「いいとこみつけた」は、ものづくりの楽しさと松江の文化のすばらしさ、そして何よりもとても美味しい体験がこんな身近にできる喜びを感じることができる贅沢な体験リポートでした。和菓子づくり体験は毎日(水曜日を除く)午前11時からと午後2時からの2回体験ができます。3月の題材は「水仙」と「菜の花」です。みなさんもぜひ体験してみてはいかがですか?
(中尾禎仁)
いいとこみつけた!
松江の美味しい文化に触れる
「カラコロ工房で和菓子作り体験」
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