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市報松江 2007.12
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■Ruby(ルビー)とは
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しまねOSS協議会主催Ruby勉強会(オープンソースラボにて)
 IT分野では、プログラミング言語Rubyを応援しています。プログラミング言語とは、コンピュータに動作を指示するソフトウェアをつくるための言語です。Rubyは世界レベルで使われているプログラミング言語としては唯一の日本発の言語です。開発効率が高く、変化に素早く対応できるなどの特徴があり、特に、インターネットを活用して事業を行う企業やソフトウェアエンジニアから注目されています。
 最初に海外で高く評価され、その後国内でも注目を集めるようになりました。Rubyの開発者まつもとゆきひろ氏は、経済産業大臣表彰を受賞されるなど、国内でも高く評価されています。まつもとさんが、松江市に在住し、本市を拠点に活動されていることをチャンスと捉え、Rubyを活かしたIT産業振興に取り組んでいます。

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企業立地セミナー in TOKYO で講演するまつもとゆきひろ氏

■松江市開発交流プラザ「松江オープンソースラボ」の開設
 JR松江駅前にある松江テルサに、OSS※1に特化した研究、開発、交流のための拠点として、平成18年7月31日に松江市開発交流プラザ「松江オープンソースラボ」を開設しました。ここを拠点として、オープンソースソフトウェアに関わる企業、技術者、研究者が交流を深めることで、技術、競争力の向上と優れた人材の育成を図るとともに、新たな市場を開拓し、本市の産業活性化と地域ブランドの創造を目指しています。

■しまねOSS協議会の活躍
 松江オープンソースラボを活動拠点とする「しまねOSS協議会」が産学官の参加・連携により、平成18年9月3日に設立されました。OSSの開発力、技術力の向上を目指し、また、OSSの認知度を高めて普及させることを目的として、毎月1回オープンソースに関わるゲストを招いての講演会や勉強会を行っていますし、シリコンバレー※2視察を行うなど県外企業も交えた活動が続いています。
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日経地域情報化大賞2007で大賞を受賞した松江市(11月2日新潟市にて)

■Rubyアソシエーションの設立
 Rubyの普及と発展を目指す組織として、まつもとさんを理事長とする「Rubyアソシエーション」が本市に設立され、10月27日には初めてのRuby資格認定試験が松江市で実施されました。

■Ruby City MATSUE プロジェクトの取り組み
 このような交流の場づくりや人材育成、Ruby普及支援などの様々な取組みが評価され、「Ruby City MATSUE プロジェクト」が、ITを活用した地域活性化の先進事例を表彰する「日経地域情報化大賞2007」の大賞を受賞しました。今後もRubyを核にIT産業振興を進め「Rubyのメッカ松江」となることを目指します。


※1 OSS=オープンソースソフトウェア
ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにすること。またそのようなソフトウェア。
※2 アメリカのコンピュータ関連企業が集積している地区

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