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令和元年5月、370年続く日本三大船神事「ホーランエンヤ」を見学に近畿松江会の皆さんと帰松しました。
出雲風土記にもある、阿太加夜(あだかや)神社(城山稲荷神社御神霊の船の神幸先)にて公式参拝で拝礼。神社の境内には木に巻きつけられた(わら)の龍と役目を終えた櫂伝馬船(かいでんません)が安置されているのを見て歴史を感じつつ宿に向かいました。
翌日の「渡御漢(とぎょ)祭」は御神船、供船、各地区の櫂伝馬船など百隻近い大船団です。
櫂伝馬船には、前髪かつらの勇壮な「剣櫂(けんがい)踊り」、樽の上では女形の華麗な「采振(ざいふ)り踊り」、ともに鮮やかな錦絵のようです。花笠の子ども達のお囃子(はやし)、漕ぎ手、歌い手を含め、時代絵巻を見ているようでした。松江新大橋下流左岸の特設席で間近に見物することができ感動しました。神事は前回までは12年ごとでしたが、今回から10年に一度に短縮され(聞くところによると10年だったり12年だったりしたこともあったとのこと)、小学4年生の時に耳にしたと思われる「ホーランエンヤ・ヨイヤサノサッサ」の掛け声が自然とでてきます。松江は私の故郷だと実感しました。十年後には「還御祭(かんぎょさい)」を陸船行列まで見物したいと思っています。
二十代半ばまでいた旧松江市南部の光景は、帰省の度に田畑や山の緑が少なくなり、「この道はどこへ?」と変化していますが、一方では国宝松江城天守や松平直政公以来継承されている伝統行事があり、目先の変化はごく一部だと思いました。宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島、夕日も半世紀前と変わらない存在だと感じています。帰省の機会も少なくなりましたが「ふるさと」が「まっちぇ」であることを誇りに思うこのごろです。


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平山 恭子
平山 恭子(ひらやま きょうこ) 津田小、松江四中、松江南高卒。島根県学校事務職員を経て結婚、以来大阪市在住。通信機器販売・工事会社役員。
松江の皆さんこんにちは。
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