2010.6 社協だより
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まつしま先生の『心はみんな生きている』〜認知症理解のすすめ〜

 前回までに、認知症の原因の多くを占めるアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症についてお話ししました。この他にも認知症を起こす多くの病気があります。体の動きが悪くなったり、いないはずの人が見えたりする幻覚を伴う「レビー小体型認知症」も最近注目されていますが今はまだ治療法がありません。治る可能性がある認知症では、高齢者が頭を強く打って、その後しばらく経って認知症症状が現れる「硬膜下血腫」という病気があります。これは早期に手術をすると治る可能性がある認知症です。
 また甲状腺というホルモンの異常で起こる認知症もありますが、これも甲状腺の治療で治る可能性があります。このように認知症の原因は様々で、中にはその原因によって治る認知症、治らないけれども少し良くなる認知症などがあり、認知症の早期発見、早期治療が大切です。
監 修:まつしま脳神経内科クリニック
    院長 松嶋 永治 氏
経歴等:医学博士、日本神経学会専門医、
     日本内科学会認定医、
     日本脳卒中学会専門医、介護支援専門員
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