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市報松江 2011.2
松江の皆さん こんにちは
八束町出身、松江北高校卒、東京大学工学部卒、同大学院博士課程修了。通産省電子技術総合研究所を経て東京大学物性研究所助教授(1981年)、教授(1994年)、副所長。東京理科大学教授(2010年),現在に至る。
 私が松江北高校を卒業して上京して以来45年たちます。私は、松江に合併した八束町の出身で、松江市街で過ごしたのは高校の3年間でした。当時は大橋川を汽船で通学し、船着き場は大橋の南詰めにありました。街全体に堀が巡り、郊外では農業用水路につながり、まさに水の都でした。
 当時の松江北高は今の県立プール跡にあり、水路に面していました。学園祭に使う孟宗竹もうそうちくを川船で運んだ記憶があります。校庭の片隅には競争ボート用の小屋があり、水路は大橋川とつながっていました。思えば自然が圧倒していた時代でした。
 年月とともに帰郷の回数も減り、「ふるさとは遠きにありて思うもの」と自らを慰めていました。それでも冠婚葬祭などで帰ってみると、国体などのイベントごとに道路や街並みも目まぐるしく変わり、戸惑うばかりでした。今や大橋川には5本の橋が架かり、中海干拓道路と江島大橋を通して米子空港とつながっています。このような大規模なインフラ整備にもかかわらず、自然と街並みの雰囲気が保たれているのは、奇跡的です。
 松江市に限らず島根県の物産は、東京日本橋三越前の島根物産館で手にすることができます。塗り物、焼き物、お菓子、食品など伝統を感じさせるものがいくらでもあります。パーティーの記念品や進物に使わせてもらって、お国自慢に励んでいます。
 昨年9月、急な用事で雲南市木次町に行きました。出雲空港からレンタカーを借り、高速を使ってあっという間でした。また高速を使って松江に出掛け、宍道湖畔のレストランで食事をしました。景色はいいし、料理はうまいし、交通は便利だし、松江はうらやましいほどいい所です。たまに帰る者の幻想でしょうか。
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