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市報松江 2012.4
松江の皆さん こんにちは
1977年松江北高卒。1981年信州大学卒、川崎汽船(株)入社。
米国留学、ブラジル駐在などを経て、現在同社常務執行役員。原油、LNG、LPG等のエネルギー輸送及び海洋資源開発を担当。東京都新宿区在住。

へるん先生とのご縁
 市内内中原町で育ち、当時赤山に校舎があった一中にはお堀沿いを歩き、小泉八雲記念館を右手に見つつ通学した。屋外掃除の時間には、しばしば小泉八雲旧居裏側の粗い垣根を抜けてお邪魔して、ひと時のサボタージュを楽しんだものだ。
 とはいえ、ハーンについて人一倍詳しかったわけではない。松江出身の誰もが持つハーンへの親しみを共有していただけだと思う。
 大学卒業後、海運会社に入社して3年目、社命で米国留学生となりルイジアナ州ニューオリンズの大学院で法律を勉強することになった。ある日、街で唯一まともな日本料理店で夕食中に日本人10数人の一団がガヤガヤと入って来た。この街でこれほど多くの日本人に出会うのは珍しい。津川雅彦を中心とするNHKのロケハンで、聞くと「日本の面影―小泉八雲とセツの物語」の第一話「ニューオリンズから」の撮影終了の打ち上げだという。ハーンが日本に来る以前、10年以上ニューオリンズに住んでいたこと、ニューオリンズ万博(1884年)での農商務省の服部一三との出会いが来日のきっかけになったこと、ドラマ撮影がその万博開催100周年に当たること、松江とニューオリンズが姉妹都市であることなどなど、異国で初めて知ることになる。
 ハーンが生まれたギリシャは知る人ぞ知る大海運国であり、ハーンが暮らしたロンドンやニューヨークは私にとって頻繁な出張先である。
 現在、私が住む新宿区神楽坂はハーン最期の地である同区西大久保に近く、新宿区はハーンの生まれ故郷であるギリシャのレフカタ島と姉妹都市となっている。「ラフカディオ」の名が「レフカタ」に由来することも含め、私がこれらの事実を知っていた上でこちらに引っ越して来た…わけではない。
  だんだん。
(文中敬称略)

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