| 市報松江8月号目次 |
鹿島歴史民俗資料館 その1
 鹿島歴史民俗資料館は、 1987 (昭和62) 年に鹿島町内の文化財の調査・研究、 保存、 公開を目的として開設され、今年で25周年を迎えます。
 資料館では、縄文時代前期の国史跡佐太講武貝塚、 弥生時代前期の県史跡堀部第1遺跡など鹿島町内の数多くの遺跡出土の埋蔵文化財の展示のほか、鹿島町出身の中国文学者 増田 渉ますだ わたるの業績、 隣接の佐太神社の社宝、ユネスコ無形文化遺産佐陀神能の紹介を行っています。
 特に日中国交正常化40周年の今年、注目されているのが、増田 渉です。増田 渉は1903(明治36)年日本海に臨む鹿島町片句に生まれ、東京帝国大学で中国文学を学んだのち、上海で中国の文豪 魯迅ろじん に直接教えを受けました。上海滞在は10カ月という短い期間でしたが、増田は帰国後も魯迅と文通を続け、魯迅と中国文学の研究に生涯をささげました。 増田と魯迅の友情は、不幸な戦争状態にあった時代の日中両国の国民の友好を示すエピソードとして語り継がれています。鹿島歴史民俗資料館では、増田の著作、魯迅直筆の増田に宛てた手紙、魯迅の書を所蔵しています。
松江市立鹿島歴史民俗資料館
 (佐太神社駐車場横) 
松江市鹿島町名分1355-4
電話0852-82-2797
開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 
休館日 毎週月曜日(祝休日の場合は翌日) 
入館料 大人 320円
    大学・高校生210円
    中学・小学生110円 なお、 9月中旬から特別展 「ユネスコ無形文化遺産・重要無形民俗文化財 佐陀神能」 を開催します。
| 市報松江8月号目次 |