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市報松江 2012.10
松江の皆さん こんにちは
1983年松江北高を卒業。 神奈川大学外国語学部から2社の広告代理店を経て、現在、(株)東通メディアに勤務。 Marketing Mix Group 媒体部長、Project Sales Group 新規営業部長を兼務。 埼玉県志木市在住。

 まぶしい陽光に負けない鮮やかな色、色、色。
 最近は“新緑の野山にえるころ”にしか帰省がかなわないが、松江から山陰道を東に走らせる時、また山陰自動車道を出雲空港へ向かうリムジンバスの車窓から見る山や木々の「緑」に圧倒される。 今まで気にもかけなかった風景だが、最近はなぜか心を揺さぶられる。
 ご存じの向きも多いと思うが、「日本の伝統色」というものがある。その数、数百。個々の色の名前には日本人の文明や文化の歴史、生活が反映されており、日本人ならではの物の見方や、考え方を感じることができる。
 例えば「利休」。茶人千利休の名にちなんだもので、茶みを帯びた緑色で、まさしく抹茶のような色のこと。「緑青」 は、飛鳥・奈良時代に中国から伝わった鈍い青緑色の顔料で、 当時建築物や彫刻に盛んに用いられたものを指す色だ。他にも「萌葱 (もえぎ)」「木賊 (とくさ)」「裏葉(うらは)」などなど、系の色だけでもその数はまだまだ多く、日本人の感性には瞠目どうもくせざるを得ない。
 秋には山々に「紅赤」「柿色」「蜜柑色 (みかんいろ)」といった色が私たちを楽しませてくれることだろう。
 松江は四季の移ろいもそうだが、一日の中でその景色が目まぐるしく変わるなど、 自然を肌で感じることができる。さまざまな「日本の伝統色」が存在することに、あらためて感謝する必要がありそうだ。 フェイスブックの友人たちが切り取ってくれるであろう、その伝統色を見るのが今から待ち遠しい。

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