2013.7 社協だより
社協だより目次

平成24年度 松江市社会福祉協議会事業報告・決算報告

 長引く景気の低迷、国と地方自治体の財政危機、都市と地方の格差拡大、低所得者層の増大、過疎化の進行など市民を取り巻く環境は一層厳しさを増しつつあります。少子高齢化、核家族化、家族関係の変容、地域住民相互のつながりの希薄化などの要因が重なり、虐待、孤立死、高齢消費者被害など、様々な問題が顕在化しており、地域における福祉の基盤の充実が今大きく求められています。
 本会は地域福祉の推進役としての期待に応えるべく、平成24年度においても関係団体等との協働を図りながら地域福祉の基盤の充実に努めました。
 特に、地域福祉の推進については、地域福祉推進の基本計画である「第3次松江市地域福祉計画・地域福祉活動計画(まつえ福祉未来21プラン)」を基に、地域住民、行政と協働して「地域の福祉力」を高めるための施策を推進しました。また、地域福祉推進の最前線で実践しておられる各地区の地域福祉活動支援を行いました。
 地域包括ケアの推進については、地域包括支援センターが東出雲町との合併に伴い日常生活圏域が6ブロックに再編され、6か所のセンターと新たに2か所のサテライト(松東圏域、湖南圏域)を新設し、体制を強化いたしました。
 権利擁護事業については、近年増加傾向にある認知症高齢者、知的障がい者、精神障がい者等の権利擁護及び福祉の増進を図るため、権利擁護センター開設準備室を設置し、法人後見の拡充と市民後見人の養成等に取り組みました。
 また、本会として社会福祉協議会本来の姿はどうあるべきか、住民に必要とされる社会福祉協議会のあり方について検討を重ね、第3次発展強化計画(経営戦略計画)を策定いたしました。今後、本計画の6つの重点事業を推進するためより具体的な実施計画を作成してまいります。
 最後に、平成17年の新松江市社会福祉協議会発足と同時に合併した7町村には支所を設置し、新たに地区社会福祉協議会も設立され、住民主体で地域福祉の推進が図られてまいりました。合併時からの懸案事項として協議を行った結果、7支所(鹿島、島根、美保関、八束、玉湯、宍道、八雲)を廃止し、新たな体制で事業を推進していくこととなりました。
 社会情勢の変化によって社協や各種機関の役割が見直されるなか、市民にとって本当に必要な機関、信頼される法人となるために、事業の評価・見直しはもちろんのこと、組織基盤の強化や経営の合理化を図り、地域のつながりを大切にした「ご金所(きんじょ)」づくり活動に努めていきたいと考えています。
 平成24年度における本会の事業結果の詳細は、以下の通りです。

1.社協運営及び機能強化

  • 理事・評議員会(年4回)、監査会(年1回)の開催
  • 役職員各種研修会(財務、ハラスメント等)の開催
  • 社協会費、日赤社資、共同募金等の募集
  • ホームページの運用、社協だよりの発行(年6回)
  • 地区社協、福祉団体に対する共同募金配分事業の取り組み
  • 松江市社会福祉大会、手話奉仕員養成講座、健康福祉フェスティバル等研修・講座の開催

2.地域福祉及び連絡調整の強化

  • 地区社協・福祉推進員・民生児童委員・各種団体と連携した地域福祉活動の支援
  • すこやかライフ推進事業の推進
  • 地区社協会長会、幹事会及び事務局連絡会議の開催
  • 福祉推進員代表者会・研修会の開催
  • あったかスクラム事業の支援
  • 障がい児者を支える人材の育成(障がい児者サポーター養成講座の開催)
  • 障がいのある方が暮らしやすい地域社会(共生社会)の実現を目指す『あいサポート運動』の推進
  • ゴミ屋敷リセット事業(緊急事案)への対応
  • 福祉サービス利用援助事業の推進
  • 障がい者相談機関ネットワーク会議の開催
  • 市民後見人育成に関わる関係団体連絡会の設置
  • 成年後見制度に関する講演・シンポジウム・相談会の実施

3.ボランティア活動及び福祉教育

  • ボランティアセンターの活動基盤整備
  • ボランティア団体の支援と充実
  • 福祉学習推進の支援、ボランティアの斡旋等市民啓発推進事業の推進
  • 第8回松江市ボランティアフェスティバルの開催
  • 養成研修事業(サマーチャレンジボランティア、ボランティア入門講座等)の実施
  • 災害ボランティア研修会の開催支援、東日本大震災被災者支援活動
  • 企業ボランティア松江ネットワーク会議、松江市建築組合ボランティアの活動支援
  • ボランティア保険の加入促進、ボランティア活動に伴う機材等の貸出

4.在宅生活支援事業の推進

  • 松江市内6か所の地域包括支援センターを受託し、地域包括ケアシステムの構築に向けた事業の推進
  • 認知症地域支援推進事業として、認知症の予防・早期発見を目的にお笑い認知症予防教室を開催
  • 徘徊SOSネットワーク(認知症見守りネットワーク)の強化
  • 男性介護者フリースペースの開催
  • ふれあい総合相談所の運営
  • 各種福祉資金、民生融金の貸付
  • 移送サービス、ゆうあいヘルプサービス等の福祉サービスの充実及び企画・実施
  • 住民参加型在宅福祉サービス事業の推進
    (ほっと安心サービス:東出雲支所)

5.公的福祉サービス受託事業の推進

知的障がい児(者)家庭相談事業として、知的障がい児(者)の生活上の問題の相談に応じ、情報提供・助言・その他障がい福祉サービスの利用支援を行うとともに、関係機関との連携を図り、障がい児(者)の地域生活を支援しました。また、障がい者サポートステーション「絆」では、各事業所等の連絡調整の役割として支援強化員が配置され、その運営の事務局を松江市ともに推進しました。

長年住み慣れた地域での生活を継続できることを目的とした、なごやか寄り合い事業の立ち上げと円滑な継続運営に向けた取り組みに対して支援を行いました。

しまね流自治会区福祉活動推進補助事業の実施

6.介護保険関係事業の推進

7.障害者自立支援法等障がい者関連事業の推進

8.児童福祉サービスの推進

9.福祉施設等管理運営事業の受託

[ 1page / 2page ]
| 市報松江7月号目次 |