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市報松江 2006.01
新春座談会
オンリーワンの観光地づくり
〜松江の魅力を活かして〜
白石家若女将:内藤優子(ないとうゆうこ)
NHK松江放送局アナウンサー:中村  愛(なかむらあい)
松江市長:松浦正敬(まつうらまさたか)
松江観光文化プロデューサー(司会進行):高橋一清(たかはしかずきよ)
(敬称略・順不同)

 平成17年3月31日に新松江市が誕生し、魅力ある観光資源が増えました。その新しい観光資源を活かした観光振興策を展開している中で、松江市の観光の現状、今後の展望について、各分野で活躍している皆さんと市長が語り合います。

小豆雑煮
高橋 明けましておめでとうございます。
 お正月ならではの話題から、内藤さんの旅館では、お客様にお雑煮を振舞われるのですか?
内藤 はい、お正月の三が日の間は、朝食の中にお雑煮をお出ししております。
高橋 どういうお雑煮ですか?
内藤 かつおぶしで出だ汁しをとった醤油仕立てのお雑煮です。
高橋 そうですか。お家の方のお雑煮もそうですか?
内藤 実は、今では家もそのお醤油仕立てのお雑煮を作っているんですが、もともと玉造では小豆雑煮なんですよね。ですから、子どもの頃は、お椀の中におもちと小豆のぜんざいがあって、そこにお砂糖をたくさんかけて、今思えば甘い物を食べていたんだと思います。
中村 私が東京でいただいていたお雑煮はおもちと鶏肉と三つ葉が入ったものでした。松江の小豆雑煮を知って驚きました。
高橋 そうですか。小豆雑煮は、松江周辺の特有の物ですね。こうした歴史あるものを、良い形で守っていきたいですね。
市長 そうですね。

キーワードは「縁結び」
高橋 私達のまちは、恵まれた自然環境と豊かな歴史、文化を持ってお客様をお迎えする観光立地のまちです。松江市では、去年は大きなプロジェクトとして「神話の国縁結び観光協会」というのを立ち上げられましたね。
市長 昨年3月に合併しまして、大きくなった松江市を、周辺地域を含めて活性化するために、中海・宍道湖圏域のみんなで一緒に何かをやっていかなければいけない。そこで「神話の国縁結び観光協会」という、おもしろい名前ですけど、その地域のイメージとして描けるような名前の観光協会を創って、広域的な観光のPR、交通面の整備、そして広域的な観光をイメージした商品の創出を図っていくことにしました。
 全国でここしかないということを強く印象付けていくために「縁結び」をキーワードにして、昨年は、例えば縁結びにいろいろ貢献した人への「縁結び大賞」という賞を創ったんですよ。
縁結びシャツ
縁結びシャツ
高橋 東京暮らしを経験した者にとって、東京とは比べ物にならないくらいの松江の自然の豊かさや、祭事など伝統行事の多さ、また多様さは驚くべきことに思えるのです。お仕事の中でそれを折々の季節の話題として、放送を通して広く伝えておられるのが中村さんですが、ご出身地の東京に比べ、四季折々の風物詩の情報の多いまちだとお感じになられませんか。
中村 本当にそうですね。実は先輩のアナウンサーから、松江はとても良い所で、特に放送局のある場所は、宍道湖の夕日が一番きれいに見られる場所だから、あなたは恵まれていると言われて送り出されたのです。松江の放送局に来て、宍道湖の夕日を見た時に感動しました。おっしゃるように、特に、季節の風物詩がとっても多いというのも、実感しますね。自然のいとなみを身近に感じることのできるなかで、今自分が過ごしていると思うと、何だかとても得しているんじゃないかって嬉しくなりますね。楽しいです。
市長 ありがとうございます。

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