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市報松江 2006.01
 タウンレポート

松江市(ふるさと)を訪ねて

水と緑に育まれたまち 朝酌(あさくみ)

 朝酌地区は、水と緑に育まれた農漁村として歩んできました。昭和14年11月松江市に合併し、村役場は朝酌支所となりました。昭和37年7月朝酌公民館設立以来、昭和42年4月公設・自主運営方式に移行し現在に至るまで、社会教育に関する事業を基本としながら、地域のコミュニティセンターとして、地域住民と共に様々なまちづくり事業の推進に取り組んできました。
 昭和40年頃から産業構造が変化し、朝酌地区においてもその影響を受け、若年層を中心に県外または市街地への流出をもたらすことになり、超高齢化を加速させることとなりました。
 人口構造についてみると、昭和40年代に住宅団地や市街化が徐々に進み、一時は人口増加傾向にありましたが、昭和60年のピークを境に減少傾向が続いています。小学校入学児童数は、昭和35年と比べ、約60%も減少、また、高齢化は毎年1%ずつ上昇し、現在では27%強となり、急速に少子高齢化が進行している状況です。
 地区の大きな特色として、日本三大船神事の一つと言われる「ホーランエンヤ」があります。市内5地区のうち4地区(矢田、大井、福富、大海崎)が朝酌地区にあります。
12年に1度の船神事「ホーランエンヤ」
12年に1度の船神事「ホーランエンヤ」
江戸時代の初め、松平直政公が松江城に入って五穀豊穣を祈り行われたもので、以来12年毎に神事が執り行われる「式年神幸祭」として伝わっています。前回は平成9年に行われ、久しぶりの水の都松江の華麗な時代絵巻をひとめ見ようと、県内外からも多くの人々が訪れ、その光景は見る人の心を魅了しました。