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市報松江 2006.01
松江の皆さんこんにちは

大岩篤郎さん

大岩おおいわ 篤郎あつろう

1948年生まれ。松江二中、松江北高、島根大学特音課程、イタリア国立ボローニャ音楽院声楽科卒業。1974年中央オペラ界にデビュー以来50以上のオペラに主演。
藤原歌劇団正団員、埼玉県合唱連盟副理事長。
 この秋、妻との二人旅。まずは、12時間のフライトでウィーンへ。3時間待ち、更に2時間飛んで、少し日本に戻る方角になるが、目的地ルーマニアの首都ブカレストに到着(日本時間午前4時)しました。夜10時の空港に出迎えてくれたのは、3年前、この国での演奏会で知り合った、ブカレスト国立音楽大学教授のルーマニア人夫妻です。温かい歓迎の中、教授の車で、今回の宿となる音大専用宿舎へ直行。ここから妻(ちか子―旧平田市出身の声楽家―北欧や中国等と積極的に芸術交流活動中)との10日間の新しい生活がスタートしました。
 さて、翌日から早速、大学(日本の東京芸術大学に相当)での合唱指導が始まりました。7日間に渡り、毎日2〜3時間の指導。日本の曲も含め9曲ほどの新曲を、期間内に私ひとりで仕上げる事になります。そして、後から入国合流する、日本の私の合唱団とのジョイントコンサートで、その成果を披露するという日程です。
 この国の言語はもちろんルーマニア語です。しかし、今回も通訳など使わず、全て私の少々忘れかけているイタリア語で押し通しましたが、指導には何の支障もなく実に楽しかったです。教授夫妻のもてなしと、素直で前向きな学生たちの気持ちがありがたいうえ、前回(2年前)の懐かしい顔触れも多く、非常に充実した日々でした。
 コンサートでは、2団体を指揮するだけでなく、妻は着物姿で「さくら」「宵待草」等日本の歌を、私も「グラナダ」「カタリ」他を独唱し、最後はオペラのデュエットを歌ったりと大忙しのステージながら、おかげさまで大盛況のうちに幕となりました。
 国際文化観光都市松江。今後、外国からの訪問客はますます多くなるでしょう。市民一人ひとりが心開いて接すれば、どんな国の人とも「人と人とは必ず通じ合える」と、つくづく実感しています。
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