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市報松江 2009.7
松江に伝わる伝統文化
第三回 島芝翫節(しましかんぶし)

img  「島芝翫節」は江戸時代の文化・文政の頃、江戸歌舞伎で名のあった中村芝翫(なかむらしかん)、嵐璃寛(あらしりかん)、市川門之助(いちかわもんのすけ)、市川蝦十郎(いちかわえびじゅうろう)等の芸風をたたえ歌われたもので、大阪歌舞伎俳優によって、この出雲地方にも伝えられたと言われています。
 古くは、松江、東出雲の方でも歌われたそうですが、約二百年もたった今では、この大根島にだけ残っているということで、「島芝翫節」と言っております。
 これは唄と三味線と太鼓で構成されており、女性が扇をもって踊ります。とてもゆったりとした曲です。
 最近では、小学校のクラブ活動や高校生、一般の方々を対象に指導し、後継者育成に努め、この伝統芸能をいつまでも後世に残したいと、会員一同頑張っています。
島芝翫節保存会代表 門脇弘子