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市報松江 2009.11
いいとこみつけた

 『出雲国風土記』にも記載され、古代から弥生時代、古墳時代に「狭田国さだのくに」として栄えたと言われている鹿島には、数多くの遺跡が存在するとともに、当時の生活を物語る貴重な土器や装身具なども出土しています。
 そんな歴史浪漫ろまんを今に伝えているのが、佐太神社に隣接する鹿島歴史民俗資料館です。
 資料館の1階には、鹿島に存在する遺跡を示した町のパノラマ模型、佐太講武貝塚や古浦砂丘遺跡からの出土品をはじめとする埋蔵文化財や貴重な資料の数々が展示され、悠久からの時の流れを感じることができます。
 2階には、中国の文学者・魯迅と交流のあった鹿島出身の中国文学者・増田渉ますだわたるを紹介する資料や中国文学、中国に関する書籍があり、功績の大きさが手にとるように分かります。
古の時を今に伝える歴史民俗資料館
レポーター 安達秀雄  また、開館以来、年1回の特別展と年3回の企画展は、鹿島に関わりの深いテーマと幅広い視野をもった展示として、各方面から高い評価を得ています。
 今年は10月30日から、松江藩主や側室らが佐太神社に奉納した和歌などを紹介する『歌と佐太神社』と題した特別展が、来年1月11日まで開催されています。
 さらに、来年1月後半からは、山陰両県の遺跡発掘調査の状況を知る上で興味深い『鳥取・島根発掘速報展』が予定され、注目を集めることでしょう。
 今月20日から佐太神社では、「お忌みまつり」が行われます。参拝に合わせて、鹿島の歴史に触れてみてはいかがでしょう。
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鹿島歴史民俗資料館の右手奥には佐太神社が鎮座
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地元出身の増田渉を紹介する資料の数々
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鹿島のパノラマ模型があるエントランス
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