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2009.12 折込
人権特集
12月4日〜10日は人権週間

 国連は世界人権宣言採択の日を記念して12月10日を「世界人権デー」と定めました。日本でも、毎年12月4日から10日までを「人権週間」とし、16項目の強調事項を掲げて人権の尊重を呼びかけています。そのうちのいくつかをご紹介します。この機会に、改めて様々な人権問題を見つめ直し、関心を持ってみましょう。
●女性の人権を守ろう
「男は仕事、女は家庭」など、男女の役割に対する固定観念などから生ずる種々の男女差別は、いまだに家庭や職場で根強く残っています。また、職場等におけるセクシュアル・ハラスメントなども重大な人権問題です。これからの社会を担うためには、女性と男性が対等の立場で協力し、責任も分かち合うことが大切です。

●障害のある人の完全参加と平等を実現しよう
 障害のある人に対する人々の理解や配慮はいまだに不十分です。国では、「ノーマライゼーション(障害のある人も地域の中で普通の暮らしができる社会に)」を基本理念の一つとしています。この理念を私たちだれもが共有し、対等に暮らせる社会にしていくことが大切です。

●HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう
 エイズ、ハンセン病をはじめ、感染症に対する不正確な知識や過度の危機意識から、日常生活や職場など様々な場面で差別やプライバシー侵害などの問題が起きています。正しい知識と認識を持って、偏見や差別をなくすことが必要です。

●性同一性障害を理由とする差別をなくそう
 性同一性障害は、「こころの性とからだの性が一致しない状態」をいいます。法律により戸籍上の性別変更も可能になりましたが、変更要件を満たすのは大変難しく、性同一性障害者に対する偏見や差別はなくなっていません。性同一性障害に関する理解を深め、偏見や差別をなくすことが必要です。

●子どもの人権を守ろう
 一向になくならないいじめ、教師による体罰、保護者による虐待、様々な性的虐待など、子どもの人権をめぐる問題は深刻な状況にあります。子どもも一人の人間として最大限に尊重されなければならないということを、大人自身が自覚しなければなりません。

●同和問題を解消しよう
 同和問題は、日本社会の歴史過程で形づくられた日本固有の人権課題であり、今なお結婚や就職などにおいて偏見や差別が存在しています。私たち一人一人がこの問題について一層理解を深め、自らの意識を見つめ直すとともに、自らを啓発していくことが必要です。

●インターネットを悪用した人権侵害は止めよう
 インターネットの匿名性や情報発信の容易さを悪用した「ネットいじめ」などが深刻な問題となっています。正しい人権意識をもってインターネットを利用することが大切です。

●高齢者を大切にする心を育てよう
 日本人の5人に1人が高齢者となる中、高齢者に対する就職差別や介護者等による身体的・心理的虐待などの人権問題が深刻化しています。高齢者が自立した一個人として生きがいの持てる生活ができるように接していくことが重要です。

●外国人の人権を尊重しよう
 言語、宗教、生活習慣等の違いから、日本で暮らす外国人に対する就職差別やアパート等の入居拒否、公衆浴場の入浴拒否など様々な人権問題が起きています。人権に国境はありません。外国人のもつ文化や多様性を受け入れ、尊重することが、国際社会の一員として求められています。

●北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
 拉致問題の解決をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処は、国際社会を挙げて取り組むべき課題です。この問題についての関心と認識を深めていくことが大切です。

人権相談所を開設します 松江人権擁護委員協議会
TEL32-4260
 毎日の生活の中で、これは人権問題ではないかと感じたことや、悩みごとや困りごとをお持ちの方は、松江地方法務局人権擁護課(TEL32-4260)やお近くの人権擁護委員にご相談ください。また、12月には次のとおり人権擁護委員による特設人権相談所(無料)が開設されますのでお気軽にご利用ください。
松江市消費・生活相談室12月2日(水)13時30分
〜16時
雑賀公民館12月4日(金)
朝酌公民館12月4日(金)
竹矢公民館12月4日(金)
忌部公民館12月4日(金)
生馬公民館12月4日(金)
松江市消費・生活相談室12月16日(水)

人権同和対策課 TEL55−5331
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