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市報松江 2009.12
title  月日の流れは早いもので、もう12月。厚かったカレンダーも1枚を残すだけとなり、師走の風にパラン、パランと寂しげな音を立てています。
 12月号からコラムを新設、毎月拙文を書くことになりました。市民の皆さんと一緒にクスリとし、時に涙腺が緩んだり、怒ったりと、感情の共有ができたら幸せです。
 題号は市観光文化プロデューサーの高橋一清さんに付けてもらいました。松江の地をこよなく愛した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本で最初に著した「知られざる日本の面影」で、松江を「神々の国の首都」と紹介しています。この地の神々が宿り、八百万(やおよろず)の神が集う古い国・出雲の中心地との意味で、高橋さんは「市民もハーンに負けないぐらい松江を愛し、誇りに思ってもらいたい」との熱い気持ちから「神国の首都」を思いつかれたのではと推測しています。
 そうなのです。市民はもっと松江に誇りと自信を持っていいのです。いや持つべきなのです。全国各地の県庁所在地を訪ねてきましたが、松江ほど美しいまちにお目にかかったことはありません。日経新聞社の「行政サービス調査」によると、中国地方の市で松江市がナンバー1、都市工学の専門家による全国の「住みよい街ベスト50」にもランク入りしています。国際文化観光都市は日本広しといえども、京都、奈良、松江の3市しかないのです。
 市民が自分のまちを誇りに思うためには、まず自分のまちを知り、素晴らしさに気づくことです。歴史、文化、食、自然などなど。お菓子の自慢、酒のうんちく、民謡の一くさり。何でもいいのです。一つでも自慢できるものがあれば。
photo  知れば知るほど松江の奥深さ、魅力が分かってきます。やがて誇りと自信が芽生え、訪れた人々に自慢したくなります。「おもてなし」の心で、市民がそろって観光大使になる。そう難しいことではないのです。堀川遊覧の舟に家族で手を振るのも立派な観光大使なのですから。
 市民の笑顔が訪れた人々にも広がっていく、活気ある松江。想像しただけでワクワクしてきませんか。さあ、できることからチャレンジしましょう。
(瑛)
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