| 市報松江12月号目次 |
市報松江 2009.12
 主人の転勤に伴って、見知らぬ土地で初めての子育て。不安や孤立感を感じる中、気持ちを和らげ楽しく子育てできるようになったのは、子育て支援センターやサークルを通じて知り合った母親同士の交流、何よりも大きな支えとなったのは地域の方々との触れ合いです。
 奥谷町に住んで4年。あいさつをきっかけに近所の方々と顔見知りになり、息子の名前を覚えてもらい、お菓子や金魚等をくださったり、昨年はどう行列にも誘っていただき参加しました。
 このように私たちの存在を気にかけ、親子の育ちを見守っていただいていることがうれしく、安心して子育てができ感謝しています。
 また、近所にある児守こもり稲荷神社では、木登りや靴投げ、鬼ごっこをする昔ながらの異年齢の交流があり、息子も1歳ころから遊んでもらう小学生の子どもたちを兄弟のように慕っています。
 地域は子どもにとっても、さまざまな年齢層の人々と触れ合うことで社会経験を積み重ねていく「場」として重要です。
 2003年厚生省の「子育て支援策などに関する調査」では、地域との親密な付き合いのある人は子育てへの不安が少なく、それほど深くない親は、子育てに自信が持てないとの結果があるそうです。
img  核家族世帯増加や地域社会のつながりの希薄化が進む近年ですが、親子ともに地域のつながりは子育て・子育ちに大切な役割を果たすように思います。
 今後、気軽に歩いて立ち寄れる地域の子育て支援拠点となるような「居場所作り」が望まれますが、まずはあいさつから、地域とつながる一歩を始めてみるのも大切ではないでしょうか。
  ■タウンレポーターコラム
地域とつながる子育て
レポーター 田口さおり