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市報松江 2010.2
title  1月号の予告通りに今回はインターネット機能付きケータイにまつわる怖〜いお話を。きっと背筋が寒くなるはずです。
 どうしてケータイが怖いのか、逆に防犯用に役立つはずだと、反論の声が聞こえてきそうです。今の世相から、子どもにケータイを与えたい親の気持ちは分からないでもありません。
 しかし、無防備なままインターネット機能の付いたケータイを子どもに持たせるのが、いかに危険を伴うことなのかを分かってもらいたいのです。
 まず、インターネット情報そのものがアダルト、つまり成人向きであること。いつでも、どこでも自由にポルノなどの有害情報に接することが可能なのです。またケータイ自体が無許可の”放送局“の性格を持っており、匿名性も手伝って、いじめにもつながる誹謗(ひぼう)中傷など好き勝手な情報が無数の”放送局“間で行き来してもいるのです。
 防犯用に与えて安心している親の心、子知らず。勉強部屋や最近ではお風呂でもインターネットに接続してゲームや情報のやりとりを楽しんでいる子どもの姿を想像してみてください。
 うちの子のケータイには有害な情報をカットするフィルタリング機能が付いているから安心、という方もいましょう。が、フィルタリング機能があっても、手続きをしなければ用をなしません。
 フィルタリング機能があっても、犯罪に結び付くようなブラックゾーンの情報をカットはするが、出会い系や悪口・うわさ話、射幸心をあおるゲームなどのダークゾーンには自由気ままに接続できるのです。
 例えば、自己紹介する「プロフ」というサイト。女子中学生が表現するのもはばかられる破廉恥な写真で自己PR。見た者が投票でクイーンを選んでいる事実をご存知でしょうか。
 3・6・9。全国的に小学生の3割、中学生の6割、高校生の9割がケータイを持っているというのが、教育界の共通認識です。松江市の場合、数字は低いでしょうが、ケータイとにらめっこの子が日々増えているのは間違いありません。
 便利なケータイが、使いようによっては犯罪を呼ぶ凶器と化す。この事実に大人はもっと正面から向き合う必要があります。それも今すぐにです。  (瑛)
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