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松江の秋の風物詩・水燈路の期間中に3日間だけ開催されている「県庁庭園結いとうろ」をご存知ですか。水(とう)路そのものの幻想的な(あか)りも素晴らしいのですが、この3日間だけ、松江城のお堀に現れる「逆さ県庁」を、私はここ数年楽しみにしています。

逆さ県庁 わたしの所属しているNPO法人まつえ・まちづくり塾では、今年はこの結いとうろに合わせて二つのまちあるきプログラムを開催しました。県庁周辺の大建築とも呼ばれるモダニズム建築群が大好きな案内人の「モダニズム建築を巡るツアー」と、松江のまちが大好きで、長年松江の魅力をまちあるきという手法で伝えている案内人の「ほの灯りでたどる昭和の松江」。どちらも、自分の「好き」を人に伝えたいとの思いから始まったプログラムです。

モダニズム建築を巡るツアーでは、県庁舎や旧博物館、図書館に武道館と、松江城から見下ろす場所にこれだけの素晴らしい建築物が集まっていること、またその美しさを損ねないための耐震工事の秘話など、建築を愛するが故のうんちく満載のツアーとなりました。東京から参加の建築好きな方も数人いらっしゃり、松江のこれら建築物の注目度の高さがうかがえます。

一方、昭和の松江は、女性とお子さんがメーンのまちあるき。昔の写真や地図を見ながら案内人が実際に体験したインパクトの強い戦後の話から、よくよく見ないとわからない昔の建物の遊び心のある仕掛けなど、まちに残る昭和を探しながら、美しい夕暮れの中、県庁まで歩きました。

NPO法人まつえ・まちづくり塾 まつえ・まちづくり塾ではこの冬「まつえまるごとみちくさ日和」と題し、こういった自分の「好き」から始まったまちあるきや体験プログラムを集めたイベントを開催します。詳しくはホームページをご覧ください。

コラム
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