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市報松江 2018.11

松江流おもてなしシンポジウム 9月16日(日)興雲閣
政策企画課 TEL55-5172

左から、司会(河野美知氏・社☆ガール会長)、松江市長、溝畑氏、川瀬氏、伊藤氏

 来年5月のホーランエンヤや2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどを控え、今後は国内外からさらに多くの観光客などが松江を訪れるようになります。
 外国人や障がい者、高齢者の人など、多様な来松者への対応を考え、松江らしいおもてなしに取り組むきっかけとしてシンポジウムを開催しました。  松江を訪れる人にも松江に暮らす私たちにとっても、心地よいまちとなることを目指し「松江流おもてなし宣言」を行いました。


チーム水燈路 
伊藤 可菜 氏
 平成15年にスタートした松江水燈路。手作り行燈コンテストの応募数をはじめ、市民参加も次第に増え、26年にはチーム水燈路が発足。企画段階から活動の振り返りまで、市民のアイデアをベースに進化し続けています。 〈事例発表〉 
松江/山陰バリアフリーツアーセンター 
川瀬 篤志 氏
 「たまたま乗ったタクシーの運転手や宿泊した旅館、一緒に歩いた人など、温かく受け入れてくれるこの地が大好きです」と車いすの旅行者が言ってくれました。
 日常のさまざまなバリアの中で、我々に求められる姿勢は「無意識」や「過剰」ではなく「さりげない配慮」。あいさつや笑顔で一言かけることが大事です。 〈基調講演〉
『松江流でおもてなし~主役は市民~』
大阪観光局理事長 溝畑 宏 氏
 おもてなしとは、自分が住んでいて幸せで楽しいと感じることを相手におすそ分けすることです。まずは、住んでいる人が自分のまちを愛することが大切で、市民の皆さんは、一日百回「このまちが好きだ」と言ってほしい。
 夜の観光や二次交通の問題など課題はさまざまありますが、「世界の松江」としての個性を発信していくためにも、住民主体の取り組みがベースになります。

(松浦市長と松江市立女子高等学校観光コースの皆さんによる「松江流おもてなし宣言」)
市長メッセージ
 市民参加、市民総ぐるみで松江を訪れる人におもてなしの心で接することが大切だと思います。松江を好きだという思いをそれぞれの立場で行動で示していただき、「松江は本当に良いまちだ。行ってよかった」と言われるまちにしていきましょう。
松江流おもてなし宣言
あふれる笑顔 さりげない仕草・言葉に 心を込めて

(宣言に込めた思い)
 水の都と呼ばれる松江は、水と季節の移ろいが織りなす、豊かな表情を持った情緒あふれるまちです。
 このまちに暮らす人々は、古代出雲文化の発祥の時代から現代まで育んできた『松江らしさ』を大切に守り続け、茶の湯文化をはじめとする誇れる文化を新しくつくり育てる感性を持ちながらも、その本質を見極め、決して気取らず日々の暮らしの中に溶け込ませています。
 来訪者をひきつけ、何度も松江に行きたいと思ってもらえるものは何でしょうか。歴史や文化、自然など、松江の持つ魅力はたくさんありますが、最も大切なことは「心と心のふれあい」に尽きるのではないでしょうか。
 宣言の「あふれる笑顔」には、より積極的に相手と向き合い「心と心のふれあい」を深めようという思いを表しています。
 長い歴史と文化が織り込まれた、私たちの日々の暮らしの姿のままで、笑顔で心を込めたおもてなしをすること、これが『松江流おもてなし』なのです。
 「客の心になりて亭主せよ 亭主の心になりて客いたせ」-松江藩松平家七代藩主・不昧公が説いた茶道の心得、おもてなしの心です。不昧公200年祭を契機に、おもてなしの心を次代へと引き継ぐため、私たちは、相手の心になって地域全体で温かく迎え入れる『松江流おもてなし』を実践していきます。

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