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松江には高校を卒後するまで18年間住んでいました。

そのころには想像もできませんでしたが、今はインターネットを通じて故郷の様子を知ることができます。

昨年、高校時代の後輩と40年ぶりにインターネット上で再会することができました。

その後輩が送り続ける故郷の空に引き付けられ、この夏の終わり5年ぶりに松江を訪ねました。

卒業した松江北高の川津校舎はすでになく、以前、松江一中のあった赤山に北高が移り、小さな松が一本となった双松の地を訪れることもできました。

今は東京郊外に住んでいますが、空を見上げると故郷の空と雲が織りなす景色を思い出します。

高校時代には、松江市役所の屋上にある天体観測ドームで星を見ていました。空が暗くなり星が瞬きだすまでの黄昏(たそがれ)の風景は、日々異なった姿で心の奥底に焼き付きました。

ずっと昔に心に焼き付いた故郷の空に誘われて、懐かしい地、懐かしい人たちとの再会も果たしました。故郷を遠く離れて東京で暮らしていますが、松江を離れても “東京松江会”や“東京双松会”で故郷を思う人たちと交流を続けています。

仕事ではクルマの自動運転を実現するための半導体を作っています。

日本でクルマの自動運転を進めている一番の目的は、地方の交通手段の確保です。

東京や大阪などでは電車とバスがあれば、どこにでも移動できます。しかし地方では、どこに行くのも一番便利な交通手段は自家用車です。私もですが、年をとって体が思うように動かなくなっても買い物や病院に行くのに自動車が必要です。こうした問題を解決する手段として自動運転自動車が注目されています。

いつの日か自動運転のレイクラインで松江のまちを巡るのを楽しみにしています。

「東京松江会」への入会者を募集しています。
関東地方在住の方をご紹介いただける方はご連絡ください。
〒101-0054 千代田区神田錦町3-19楠本第3ビル (株)ピーアールハウス内 東京松江会事務局
電話:03-5259-8827、FAX:03-5259-1180

丹羽 実
丹羽 実
1959(昭和34)年。松江市生まれ、松江一中、松江北高理数科、名古屋大学理学部宇宙物理学科卒。現在、半導体メーカールネサスエレクトロニクス(株)で自動運転などクルマ向け製品を担当する主管技師長
松江の皆さんこんにちは。
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